1、自由に描いてごらん
ジョアン・ミロの作品を観ると、本当に自由に楽しい作品ばかりだと感じますね。
難しい絵画の技術やテクニックなどなく、誰にでも描けそうな作品だらけです。
でも実際には、ミロの作品のように自由に自分独自の作品を描くことは、非常に難しいのです。

ジョアン・ミロ(Joan Miró 1893年- 1983年)
もしあなたが、目の前に真っ白なカンヴァス(あるいは画用紙)と絵の具が用意されて、
「さあ、自由に描いてごらん」
って言われた時、どんな絵を描きますか?

何かテーマを与えて貰えれば、それを自分なりに描こうとはするでしょう。
でも、何もないところから、「はい今から自由に描いてください」と言われれば、かえって何も描けなくなるでしょう。
実はミロが偉大な天才なのは、自由に創造的に“自分の絵”を描いていった画家だからです。

2、なぜ“でたらめ”に描けないのか?
わたしたちはなぜ、自由に描くことができないのでしょうか。
誰にでも、上手く描こうとか、綺麗に描こうとかといった気持ちがまず起こります。
絵心がある人ならば、すぐに何かを上手く描くことができるでしょう。
でもそれは、本当に“自由な”絵なのでしょうか?
たいていの場合、これまでの絵に関する自分の記憶がまずあって、それを頼りに描いたものになります。
人は、「精神の自由」がなければ、でたらめな絵は描けないのですね。
「精神の自由」が無い!
実は日常の強いストレスや、こころの病は、「精神の自由」がなくなったところからくるのですね。
ではどうすればよいでしょうか。

3、あなたも今からアーティスト(芸術家)
まずは自分が思い込んでいる自分の価値を捨て去ることです。
そうして自分の真の姿がはっきりとしてきます。
本当に望むものは何か!
それは、世間的な常識を超えるものなのかもしれません。
しっかりとした常識を持って、それを踏まえた上でさらにそれを超えていくと、真の自分に目覚めていくのです。
ミロの作品は、そうしたことを教えてくれているのかもしれません。

人は、あまりにも世間的な常識に縛られてしまうと、こころが縛られてしまって、自由な発想ができなくなってきます。
そこから、こころの病も生じてきます。
みなさんも、いったんは不必要な価値観念を捨てて、直感的に精神の自由を獲得して見ませんか。
そうすると新しい自分が開けてくるでしょう。
みなさんもこの瞬間、たった今から、アーティストです。
(ちなみにこれ↓はわたしのプチ作品です(^_^))

『ミルクを飲む子供』(紐、アクリル絵の具、色紙)


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